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【ニュースリリース】ブラウザ用スマホカメラOCR 自動車運転免許証用SDK・マイナンバーカード用SDK提供開始
2021年11月1日
アイエスピー、ブラウザ用スマホカメラOCR
自動車運転免許証用SDK・マイナンバーカード用SDK提供開始
ブラウザ上Webサイトで瞬時に文字を抽出
株式会社アイエスピー(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:松村敏郎、以下「アイエスピー」)は、ブラウザ上でスマートフォンのカメラでかざした画像をOCR(光学式文字読取技術)解析し、リアルタイムにテキスト化するソリューション「ブラウザ用スマホカメラOCR」自動車運転免許証用SDK・マイナンバーカード用SDKの提供を開始いたしました。
従来型のOCRライブラリでは、スマホアプリや解析用サーバーにライブラリを組み込む必要がありました。これに対し、ブラウザ用スマホカメラOCRでは、ブラウザだけでOCR文字認識をご利用いただけます。ブラウザ上で解析ができるので、端末やOSごとのアプリやサーバー開発が不要となり、OCR機能組み込みや運用のコストを大幅に削減することができます。さらに、画像のアップロードが不要なので、セキュアにご利用いただくことができます。
また、従来のようにカメラで撮影した写真からの解析と比べ、動画からの読み取りを行うことで、画像のコンディション(ピンぼけ、傾き)の影響を受けにくく、より正確な解析を行うことができます。
スマホのカメラをかざすだけで、ブラウザ上で自動車運転免許証やマイナンバーカードをOCR解析し、項目をリアルタイムに読み取るため、特にWebサイト上で各カードの内容を入力する必要がある会員登録などにおいて、既存のWebサービスを大幅に効率化します。
ブラウザ用スマホカメラOCRの主な機能
- スピーディなテキスト化
撮影不要、QRコードのようにカメラをかざすだけでOCR認識が可能です。複数の項目もリアルタイムに認識し テキスト化できます。 - 運転免許証、マイナンバーカード、マイナンバー通知カードの各項目を読み取り
免許証表面:氏名/免許証番号/住所/生年月日/有効期限
マイナンバーカード おもて面:氏名/住所/性別/生年月日/有効期限 うら面:氏名/生年月日/個人番号
マイナンバー通知カード:個人番号/氏名/住所/生年月日/性別 - セキュアな解析
画像をサーバーサイドに送信することなくWebアプリのメモリ上で読み取りができるので、セキュアに文字解析 することが可能です。 - 専用アプリの配信が不要
OCRエンジンをWebページサーバー等の環境に配置することで実現できるため、スマホアプリ開発や解析用サーバーの設置が不要です。
アプリ版OCRとブラウザ版OCRの違い
比較項目 | アプリ版OCR | ブラウザ版OCR |
ライブラリ組み込み | スマホアプリ | お客様Webサーバー |
呼び出し方法 | アプリ内IF呼び出し | Webアプリ内IF呼び出し |
顧客提供方法 | ストアアプリへの配信 | Webサイト公開 |
イメージ
ブラウザ上でカメラを起動し、自動車運転免許証・マイナンバーカードにかざすだけで素早く読み取りを開始します。
カメラから取り込んだ動画をブラウザ上でリアルタイムにOCR解析します。解析した瞬間に読み取り内容を表示することも可能です。Webサイト上のフォームへの自動入力などにお役立ていただけます。