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“かざしOCRライブラリ2.0”スマートフォンのビデオカメラから健康診断結果の文字を認識し音声で項目を通知
InsTech オープンイノベーションビジネスコンテストにおいて、「かざしOCR」を利用した
株式会社日本医療データセンターのサービスが最優秀賞を受賞いたしました※
株式会社アイエスピー(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:松村敏郎、以下「アイエスピー」)は、OCR(光学式文字読取技術)を利用してスマートフォンのカメラからリアルタイムに健康診断結果票に記載されている文字を解析抽出する技術「かざしOCRライブラリ」のバージョンアップ版のリリースを開始しました。スマートフォンのビデオカメラから紙の文字にかざすと、画面上で文字認識した個所を表示し、読み取るべき項目名を音声で読み上げすることが可能になります(特許出願中)。さまざまな形式の健康診断結果票にカメラかざすだけで、項目を探し出し、結果の値を認識して文字データにすることができます。
■健康診断結果票向け かざしOCRライブラリ2.0
健康診断結果票に“かざしOCRライブラリ“を組み込んだアプリのカメラからリアルタイムに必要情報を解析、テキスト化するとともに次の読み取り項目を音声でよみあげ、読み取った部分を表示します。
■“かざしOCRライブラリ”とは
スマートフォンのカメラを利用し、項目と項目内容(Value)が記載された紙の帳票画像から文字を認識します。様々な帳票は、フォーマットに合わせてOCR解析を実施する必要がありましたが、リアルタイムにテキスト解析を実施することで、フォーマットの依存なく、必要な情報を抽出することができるようになります。スマートフォン(iphone及びAndroid)向けのアプリに組み込み、配信するアプリ上でご利用いただけるライブラリです。
特徴1:フォーマットを問わないOCR解析(文字化)が可能
特徴2:リアルタイムに読み込んだ情報を解析
特徴3:紙媒体からスピーディな処理
特徴4:解析項目を表示して音声で通知
株式会社日本医療データセンターが開発提供予定の、「健康年齢とかざし OCR を活用した健康増進サービス」が第一生命保険株式会社、株式会社かんぽ生命保険と株式会社 NTT データの主催するビジネスコンテスト「InsTech オープンイノベーションビジネスコンテス ト」で最優秀賞を受賞いたしました。
※かざしOCR1.0を利用したアプリケーションです。音声での通知はおこないません。
■株式会社日本医療データセンター
業界のパイオニアとして 2002 年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計 技術を有する。1 億 6,000 万件以上のレセプトデータと 1,000 万件以上の健診デー タ(2017 年 2 月時点)の分析に基づく保険者の保健事業支援、医薬品の安全性評 価や医療経済分析などの情報サービスを展開している。また、健康度の単一指標 (健康年齢)や健康増進を目的とした Web サービス(PepUp)など、医療データ と解析力で健康社会の実現に取り組んでいる。