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【ニュースリリース】スマートフォンで撮影した在留カードの写真から文字情報を読み取るOCRシステム開発
2016年6月3日
スマートフォンで撮影した在留カードの写真から文字情報を読み取るOCRシステム開発
画像からOCRで在留カードを認識、本人確認に活用可能
-株式会社セブン銀行の外国人のお客さま向け口座開設手続きに採用-
株式会社アイエスピー(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:松村敏郎、以下「アイエスピー」)は、 スマートフォンのカメラで撮影した在留カードをスマートフォン内でOCR(光学式文字読取技術)により文字認識し、 「氏名」、「番号」、「生年月日」、「住所」、「在留期間」、「許可年月日」、「交付年月日」、「有効期間」、「許可の種類」 といった本人確認に必要な情報だけを抽出する解析システムを開発しました。素早く、簡単に、リーズナブルに ご利用いただけるライブラリのご提供です。
■「在留カード」とは
2012年より交付が開始された、日本に中長期にわたって在留する外国人(原則90日以上の許可)に対して交付されるICカードです。 日本に中長期間適法に在留する者であることを証明する証明書です。
■株式会社セブン銀行様による本システム活用例
タブレット端末を使用した対面での口座開設手続きにおいて、本人確認業務等にご活用いただいております。在留カードの写真画像から 解析されたテキストデータを認識することで、受付内容の整合性チェックを行います。 今後は入力業務にも活用することで、手続きにおける作業時間の短縮を可能とする予定です。
■“在留カード解析システム”概要
- スマートフォンのカメラで在留カードを撮影するだけで、必要項目を素早く文字化、リアルタイムでの認識が可能
- 氏名、住所、生年月日、有効期間などの情報を一括テキスト化、カード上に記載のない郵便番号・住所の読みもライブラリから自動的に解析
- スキュー(斜め)画像対応
【イメージ画像】
■動作対象
- スマートフォン向け Android 版(4.0以上)・iOS版(7.0以上)
■サポート画像サイズ
- 写真:300万画素~